北に日本海、東に立山連峰を望む新瀬戸高原の朝は爽快そのもの。
新瀬戸高原は15,000年前にできた南北に伸びる河岸段丘。両側の崖を杉林で囲われた、
いわば緑の城塞だ。
ここの土壌は、火山灰と上流から運ばれてきた土砂とが混ざってできた粘土質となっていて知る人ぞ知る美味しいお米の産地。いつまでもこのままであってほしい風景と暮らしが過疎化の波に飲み込まれようとしている。