新着情報一覧

京都天龍寺を訪れた。晩秋の紅葉だけでなく夢窓疎石作庭の、借景で有名な曹源池が一番のお目当て。この庭園、石組みの絶妙な配置と石自体の厳しい表情が生み出す緊張感が格別で、しかもどこから眺めてもスキがない。この世界はなにひとつ …続きを読む

  • 立山の日々
  • 2025.02.06

    この世は不思議なこと、神秘的なことばかり。神様はいたずら好きなばかりでなく、なぞなぞも大好きなようだ。小生、5年前から不整脈を患い、2度のカテーテル手術を受けるもその都度再発。もう西洋医術にはうんざりしていたところ、”軟 …続きを読む

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  • 立山の日々
  • 2025.02.06

    先月中旬までほとんど雪のなかった立山山麓だが、突然の大雪となる。雪の多い年は、お米は豊作、富山湾の白エビは豊漁になるとの言い伝えがあり、これは経験上間違いのないこと。立山連峰から雪解けとともに豊富なミネラルが溶け出して平 …続きを読む

  • 立山の日々
  • 2024.11.26

    世相をみればサギとフェイク情報が横行し、内心いつかこうなると予感していたように、末法の世かと見まごうばかり。しかし歴史は今もむかしもさほど変わらないことに気づかせてくれる。そう思うとどこかほっとするから不思議だ。このよう …続きを読む

    写真は礼文島の縄文遺跡から発掘されたヒスイ。約3500年前に新潟糸魚川から運ばれた、北海道中央部以北で見つかった唯一のもの。縄文人にとって大切な食料である植物の緑色は神聖視されたであろうし、その緑を永遠に閉じ込めたヒスイ …続きを読む

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  • 2024.06.07

    約200年前、ロシア船来襲の報に接し急遽会津藩が利尻島をはじめとする北方の警備を担ったことは知られていない。まだ春浅い4月、はじめての利尻の自然は過酷だった。栄養不足などで多くの犠牲者が出て”会津藩士の墓&# …続きを読む

  • 立山の日々
  • 2024.05.28

    5000年前の日本、ヒスイはその新緑にも似た色と最高の硬度で、命の再生を願う祈りに欠かせなかった。沖縄から北は北海道礼文島まで、ほぼ拠点集落にだけヒスイが出土する。複数見つかることはまれだ。数十名から数百名規模の拠点集落 …続きを読む

    日本一の高低差を誇る称名滝に立山連峰の豊富な雪解け水が流れ落ち、里山には水芭蕉が咲き始めました。昨年の立山天空米は酷暑にも関わらず食味検査で史上最高の甘みを記録しました。今年も立山の清冽な水と酷暑(?)が美味しいお米を育 …続きを読む

  • 立山の日々
  • 2024.04.22

    立山山麓の里山の静寂さのなかの一瞬の表情。夕暮れ時の沈む太陽や雪にすっぽりおおわれた家々、風を受ける花々はなつかしさや永遠のときを感じさせてくれる。指揮者オットークレンペラー、歌手アンネソフィーフォンオッターがこれ以上は …続きを読む